ライブカメラ構築レポ





もし、このページに記載されていることを実行され、何らかの損害を被っても管理人は一切の責任を負いません。


そもそもライブカメラを作ろうと思ったのは、出先からおむすびの様子を、インターネットで確認したいというのと、
あるテレビ番組でライブカメラを使った企画を見て「自分でも作ってみたいな。」と思ったからです。
そして何より、現在はADSLや光などの高速インターネットの常時接続環境が整ってきたからです。
このページでは「おむすびのホームページ」のライブカメラシステムの構築をレポートします。
興味があったら読んでみて下さい。
尚、この記事は2005年頃に書いた記事になりますので、一部情報が古いものになります。
ご了承下さい。






その1

まず最初に始めたのは、ライブカメラのソフト探しです。
オンラインソフトのサイトで色々見ましたが、Muse Ishikawa氏の「ListCam」Ver2.07dを使うことにしました。
他のソフトに比べて非常に高機能なことと、何よりこれだけのソフトがフリーソフトであることから決定しました。
私の様な初心者には高機能故に少々難しそうだったのですが、妥協せずにチャレンジしてみました。
ソフトは氏のホームページからダウンロードできます。(2011年現在 Ver2.09es 注:Windows 2000・XP・Vista用)

その2

必要なハードウェアを用意します。
ライブカメラを設置するには、当たり前ですがライブカメラ用のパソコンはライブ中は常時稼働
している必要があります。サーバの様な感じですね。私の家ではファイルサーバとしてWindows2000professional
のパソコンがおむすびのゲージの側で常時稼動しているので、このファイルサーバにListCamをインストールし、
USBカメラを接続して構築しました。
用意した物は下記の通りです。

1.中古旧型PC CPU PentiumU233MHz OS Windows2000 professional
(USBポートと100メガLANポート搭載)
\5,000-の中古PCです。スペックの低い古いPCでも十分です。
24時間常時稼動のファイルサーバのため、OSは安定性のあるWin2Kです。
Win98やWinmeでは長時間稼動すると不安定になります。
WinXPのHomeやProならOKです。
だだ、夜間は電源オフにするなど、連続1日程度で再起動や一旦電源を切るなら、
Win98やmeでもOK。
Win95は基本的にUSBが使えないので、それ以前の問題でダメです。
2006/10/28更新
中古旧型PC CPU PentiumV 800MHz OS Windows2000 professional


2.サンワサプライ製 USB接続30万画素CCDカメラCCD-USBV7
RGB16/24出力フォーマットに対応
ListCam2.08未満のバージョンはRGB16/24出力フォーマットに
対応していることが必要です。
(2001年11月08日現在 Ver2.08e はYUV422、YUV12 などのフォーマットに対応済み。
ちなみに本HPで紹介しているLibrettoの内蔵カメラも使えるようになりました。)

2006/10/28更新
TIMELY社製 BB CAM HD130 Night Vision 2
USB2.0接続 CMOS 130万画素 赤外線暗視撮影機能付き



その3

CCDカメラとListCamのインストールに取り掛かります。
CCDカメラのインストールはごく普通のハードウェアのインストールと同じです。
USBポートにプラグを差し込んでプラグアンドプレイで自動認識したら、
付属の3.5インチFDをドライブに挿入し、画面の指示に従ってドライバをインストールします。
ListCamのインストールも簡単で、SETUPプログラムを実行するだけでした。途中エラーが出ましたが、
添付のfaq(htmlファイル)を確認したところ、「無視」していいようです。

その4

ListCamを設定します。
ListCamのホームページから最新のFAQと役に立ちそうな掲示板の書き込みを参考のために印刷し、
ListCam添付のマニュアルも印刷して手元に用意して設定しました。

私は1分ごとのライブ(Live)画像と、10分ごとの履歴(Historical)画像とそのサムネイル(thumbnail)画像を、
撮影時刻の付いたファイル名をつけてFTPでWebサーバに転送するように設定しました。
また、24時間前までの履歴画像がサーバに残り、それ以前の画像は順に上書きされるように設定しました。




mainタブの設定
ここではライブ画像キャプチャの間隔と履歴画像キャプチャの間隔などを設定します。


=「Live Capture Interval」は60sec、「Historical Capture Interval」は10minに設定します。
「Video format」の設定をRGB16や24にします。
これでライブキャプチャが60秒(1分)毎、履歴キャプチャが10分毎に設定できました。



FilePathタブの設定
ここではキャプチャしたライブ画像や履歴画像のファイル名や、保存場所を設定します。


=「Live Directory Path」はキャプチャー(撮影)したライブ画像が保存される場所です。
(後のFTPサーバの設定で出てきますが、FTPサーバーへ転送するまでの一時的な保存場所です。)
「Historical capture files」は履歴画像の保存される場所です。
(これも後のFTPサーバの設定で出てきますが、FTPサーバーへ転送するまでの一時的な保存場所です。)
「Angle Option」の設定は90度にします。カメラを横に90度倒して(縦長画像で)設置するからです。
ライブ画像「Live Capture」のファイル名を指定します。omusubi にしました。
履歴画像のファイル名は「Header」omuに、「Time」hhnにし、「Footer」0が付くように設定しました。
これで例えば14時50分に撮られた画像は、ファイル名がomu1450になります。
履歴サムネイル画像のファイル名は「Header」tn_omuにしました。
これも例えば14時50分に撮られたサムネイル画像は、ファイル名がtn_omu1450になります。



Imageタブの設定
ここではキャプチャした画像の画質や大きさを設定します。


=ライブ画像「Live File」と履歴画像「Hist File」は、いずれも大きさ「Zoom(%)」100%にし、
画質「Quality」25%にします。
履歴サムネイル画像「Thumb」「Zoom」50%にします。「Quality」25%にします。
「Quality」は数値が大きいほど画像が圧縮されて、データサイズは軽くなりますが画質は落ちます。
「Zoom」は画像のサイズです。当然小さい画像ほどデータは軽くなります。
「ライブカメラ履歴画像」ページのサムネイル表示用に使う画像の大きさは実画像の半分の大きさ(50%)にしました。
この辺の設定は回線速度によって、調整したほうが良いでしょう。



TimeStanpタブの設定
ここではライブ及び履歴画像にタイムスタンプを表示するための設定をします。

=「Date」yyyymmddに設定しました。年4桁、月2桁、日2桁、で表示という意味です。
「Time」hhnnで時間2桁、分2桁になります。
「Text enable」「LiveFull」「Histrical」にチェックを入れ、「TxtPos」左上にチェックします。
これでライブ画像と履歴画像の左上に日付時間が表示される様に出来ます。



FTPタブの設定
ここではキャプチャしたライブ画像及び履歴画像をFTPサーバーへ転送するための設定をします。
FilePathタブの設定の項目と関連している所もありますので、合わせて設定する所もあります。


=「Holder1」「Holder2は、最初のFilePathタブの設定で「Live Directory Path」と「Historical capture files」
に指定してある場所と同じ場所をそれぞれ入力します。
「Process affter transfer」は、Move after sendを選択します。
これで「Holder1」と「Holder2」に指定されている場所にある画像が「Trash Holder」
指定された場所にサーバへ転送後、移動して保存されます。つまり、サーバへ転送の済んだ画像全てが
「Trash Holder」に保存されます。つまり、「Holder1」と「Holder2」の画像はキャプチャーから転送されるまでの
僅かな間しか保存されません。また、「Trash Holder」の画像も24時間後には
同じファイル名の画像(同じ時間の画像)が撮影されて上書きしますから、同じ画像が残るのは24時間前までだけです。
しかし、こうでなければ画像がどんどん貯まっていってしまい、FTPサーバーもPCのHDDも満杯になってしまいます。
「File mask」
はサーバへ転送するファイルの種類(拡張子)を指定します。今回は画像(jpg)
しかないので、ワイルドカード「*印」を使い*.jpg(jpg全部)としました。jpgファイルのみ転送対象になります。
「Forwarding interval」はサーバへの転送間隔です。
おむすびのライブ画像は1分間隔更新なので1minにします。
「Host Name」「Host DIR」「Paswword」は、それぞれ契約している転送先サーバーの情報を入力します。



Functionタブの設定


=この項目はネット上のサーバから00:00時に自動でパソコンの時計をあわせることが出来るのですが、
時刻あわせの時間がライブカメラの終了時刻である毎日00:00時なのと、私は他に時刻あわせの
フリーソフトを元々使っているので設定しませんでした。
ちなみにそのソフトは、kazubon氏の「TClook」です。氏のホームページからダウンロードできます。
このソフトを使う場合は、TClookの設定後にスタートアップに登録するのを忘れないようにします。




その5

ここまででライブカメラのシステムは完成しました。
これでサーバに画像が時間通りにアップロードされます。
転送される各画像のファイル名は、ライブ画像「omusubi.jpg」、履歴画像「omuXXXX.jpg」、
履歴サムネイル画像「th_omuXXXX.jpg」となります。(Xは時刻数字)
これらの画像を元にホームページ(html)を作成をします。



その6

次は、完成したシステムをおむすびのゲージ(カゴ)に設置します。
用意した物は下記の物です。

CCDカメラの取り付け台

CCDカメラを縦置きに設置します。
ゲージの高さがあるため、画像は縦長で撮れるようにカメラを90度
寝かせて固定します。ちょうど写真撮影の時に、カメラを縦にして
撮る時と同じ要領です。
発泡スチロールで取り付け台を作りました。
このままですと、画像が横になってしまいますが、
ListCamのFilePathの設定AngleOption
設定を90度にすることで対処できます。ちょっとした機能ですが、
こういうかゆい所にて手が届く所がListCamを選択した
理由の1つでもあります。
尚、現在はその2の通り、赤外線カメラを使用しています。

目隠し

うっかり自分のプライベートな姿を全世界に放映しないためにも、
ケージの背景に目隠しを設置します。
段ボールとブックスタンドで作りました。
また、目隠しをしても思わぬ所からプライベートな所が
写ってしまう可能性もあります。
例えばガラスやメッキの物がなどが写っていると、
そこに反射して写ってしまうこともありますので、
十分注意しなければなりません。
女性の着替え姿なんかが写ってしまったら・・・。(汗)
あとカメラのレンズに時間帯による陽の傾きなどで、直射日光が
当たったりしないように注意することも必要です。

照明

暗いと光量不足でカメラに写らないので、照明を設置します。
観賞魚用の10ワットの照明です。これで十分です。
尚、赤外線カメラにしてからは、真っ暗になっても写りますが、
画像が特性上、モノクロになってしまうので、
日中は点灯しています。

タイマー

照明を夜間0時〜6時まで、消すためのタイマーです。
これも観賞魚用のものです。先ほどの照明に接続します。
自動的に指定時刻の6時にオンになり、0時にオフになります。

全体の構成


=左の白いのがライブカメラサーバー兼ファイルサーバーで、その上に載っている黒いのがタイマー、
ゲージの上の黒いのが照明です。
その脇にある薄い黒い物はAC100ボルトの電動ファンです。夏場の暑い時期だけ設置します。
ゲージの右に立っている白い板がダンボールの目隠しです。
左上の白い発泡スチロールの四角い物がカメラで、左上から右下に向けて撮影しています。
配線はおむすびにカジられない様に、一旦上の方で吊ってから垂らしています。


完 成

これでおむすびのライブカメラは完成です。
ホームページ制作の超初心者が必死の思いで完成させました。
久々に頭使いました。(笑)
しばらくはこの状態で運用していきます。




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